本来であれば、F1グランプリの第6戦であったけど、第5戦までが中止もしくは延期となったので、事実上の開幕戦であろうと言われていたアゼルバイジャンGPですが、予想通り延期の発表がありました。
準備期間とか考えたら今の段階で観客入れられるかどうかを判断しなきゃいけないし、判断を間違えたら集団感染を引き起こして世界中から非難を浴びるわけで
そんな中誰もゴーサインなんて出せるわけがない。
まぁ致し方ない決定ですな。
次は6月13日カナダグランプリだけど・・・・
それでは、次の第7戦として予定されているカナダグランプリが6月13日にあります。
今から約2ヶ月半先。
このコロナウィルス禍から脱しているかどうかを判断して開催の是非を問うとすればどうでしょう?
ちなみに、カナダはつい最近7月から始まる東京オリンピックが予定通り開催される場合は選手団を派遣しないと宣言しました。
7月下旬のイベントでもカナダはノーって言ってるわけです。
それより1ヶ月以上早いカナダグランプリを「やりましょ」と軽々しく決定はできないですよね。
それにカナダ首相の婦人までもが感染している事を考えると、国としてかなり危機感を持ってるんじゃないかな。
ヨーロッパに比べ、感染者が急激に増えているわけでもない日本でもイベント自粛しているんだし、カナダもダメでしょうね。
そのまた次の6月26日フランスグランプリは?
第8戦フランスグランプリはというと、現在フランスのコロナウィルス感染者数は16,000人を超え、日本の外務省はフランスへの渡航中止勧告をしています。
終息が見えるどころかまだまだ広がりを見せている最中ですね。
開幕戦のオーストラリアのように直前でのキャンセルは周りからのブーイングがひどいのでもうやらないでしょうし、そう考えるとそろそろ結論を出す時期。
アゼルバイジャンと同様、現在の状況を考えて3ヶ月後のイベントにゴーサインを出せる人はいないでしょう。
よって、フランスも延期になると予想します。
いったい、いつがF1の開幕戦になるのか?
フランスの次はオーストラリア、イギリス、ベルギー、イタリアと続きます。
ベルギー、オーストラリアも感染者数は3,000人オーバー、イタリアに至っては6万人に迫る勢い(3/24現在)
ハンガリーの数はちょっとわからないけど、周辺国が感染者数うなぎのぼりの状態だと、入国禁止措置をしているでしょうしハンガリー国内の感染者数が少なくても、F1スタッフが入国できないということは十分考えられます。
淡い希望を持って楽観視したとして、それでも開催できるとは思えません。
と、なると9月18日からのシンガポールグランプリ。
望みは、新型コロナウィルスがアジアから広まったので終息も先に広まったアジアからだと想像できます。
もしかしたら9月にはシンガポールではコロナウィルスは終息している可能性もあるでしょう。
だからといって開催できるかどうかはまだ不明。
入国制限や2週間の経過観察をされたら開催できませんから。
悲観的に考えてしまうと、今年の開催全てが危うい。
あとは状況を見ながらになるでしょうね。
3月下旬現在、ここならレースできるでしょ!って言い切れるサーキットがありません。
でも、早くレースが見たいですな。