1月19日に香川県高松市で遭った乗用車と軽自動車の正面衝突事故。
最初の報道では状況を伝えるだけでしたが、後ろを走っていた車のドライブレコーダー映像が出てきたようで事故の状況がわかってきました。
高齢者だからの事故ではない、軽自動車だから危険だという事故でもない
まずは事故を知らない方のために、その内容を。
19日午後2時40分ごろ、高松市の県道で乗用車が対向車線にはみ出し、軽自動車と正面衝突しました。この事故で軽自動車に乗っていた児玉昭満さん(87)と妻の正子さん(81)が死亡し、運転していた53歳の息子も意識不明の重体です。また、乗用車に乗っていた52歳の女性が頭を強く打って重傷です。警察は乗用車を運転していた高松市の高校の教頭・川田倫寛容疑者(54)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死傷に切り替えて調べています。
出典: www.news24.jp
確かに日頃から「軽自動車は事故ったとき危ないから普通車に乗るべき」なんて話はよく聞きます。
でも、事故形態によっては普通車だから安全とも言えないのかなぁなんて思います。
You Tubeに上がっていた事故の瞬間映像を見ると
右にブラインド気味に曲がっているカーブからいきなり車がはみ出してきたように感じます。
これだと、もしも最新式の被害軽減ブレーキを搭載していた車だとしても衝突は免れないでしょう。
相手が乗用車のミニバンだったので小さく軽い軽自動車のほうが被害が大きかったんだと思われます。
確かにね、大きく重い車のほうがこういうときは無事でいられる確率は高いでしょう。
だからといって安全運転をおろそかにしちゃいけませんけど。
しかし、こんな事故ならどうでしょう?
混合交通の道路ですから、自分の車より大きな車が走っていることなんで当たり前のようにあります。
少しでも事故をしたときに被害が大きくならないように軽自動車より普通車に乗るという理由もわかります。
ただ「軽自動車が危ない」のではなく、それより大きな車のほうが「より安全」というふうに思ったほうがいいんじゃないかと。
相手次第で普通車でもどうなるかわかりませんからね。
安全運転をして、速度も抑えて走っていてもいきなり対向車線から車が飛び出してきたらどうにもなりませんね。
その災が自分に降りかからないことを祈りながら運転するしか無いのかなぁ。
ワタシ自身も気持ちを引き締めてハンドルを握ることにします。
亡くなられた方はご愁傷様です。
怪我をされた方の回復をお祈り致します。