↑WEB CARTOPより引用
昨日、今宮純さんの訃報をお伝えしたばかりですが、今回は訃報でなないですがレーシングドライバーでありモータージャーナリストの中谷明彦さんが中国で取材中に大ケガをしたってニュースが入ってきました。
サーキット走行中にドローンが落下し衝突
記事によると
レーシングドライバーの中谷明彦さん(62)が8日に中国の北京でサーキット走行を取材撮影中に、撮影用ドローンが車両のフロントガラスを突き破って顔面に激突。右目に大けがを負った。9日に自身のフェイスブックで明かした。
「右顔面と右目に大けがを負い、現在飛行機の減圧により眼球破裂が懸念されるため、予定していた本日の帰国にドクターストップがかかりました」としている。
中国での取材ですから、左ハンドル車で右顔面ということはフロントガラスのほぼ真ん中にドローンが落下したものと思われます。
中谷さんは箱車の取材時にはフルフェイス型のヘルメットではなくジェットタイプのヘルメットを愛用しバイザーも装着していないでしょうから怪我の程度が大きかったんじゃないかと思います。
飛行機に乗ると減圧で眼球破裂が懸念されるということは、現状は眼球破裂に至ってないということなんでしょう。
その心配がなくなるまで中国で治療してもらいたいです。
なんせ、仕事柄片目ででは取材も出来ないし、廃業の危機にも陥ります。
詳細はわからないし、事故当時の映像もないのでなんとも言えませんが早期のご回復を祈ります。
危ないことをいくつもかいくぐってきた中谷さん
中谷明彦さんといえば、業界でも屈指の「理論派ドライバー」としても知られています。
ワタシもドラテクを磨くためにその昔中谷明彦さんのドライビング講座のビデオを観て研究しました。
運転でもなんでもそうですが、経験を積むだけでは上手くならず、失敗を重ねて上手くなるということもあります。
自動車の場合は、失敗しちゃうと死んじゃう可能性もあるので、どんどん失敗しろとは言えませんが、そういうアクシデントからも生還してきたのが中谷さんです。
1992年にブラバムからF1に参戦するという契約をしたのですが、スーパーライセンスが発給されず参戦できませんでした。
その年の全日本F3000でものすごいクラッシュを喫してます。
「やばっ!」と思えるような大アクシデントでしたが、無事が確認されホッとした記憶があります。
そういう経験をしていたからか、危険回避能力も長けていて以前出演していたビデオマガジン「ベストモータリング」では見事な回避能力を披露しています。
ですから、きっと今回の事故での大ケガからも見事な復活をしてくれることを期待したいと思います。