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山本尚貴がF1日本グランプリのフリー走行1でF1デビュー決定

投稿日:2019年10月7日 更新日:

山本尚貴がF1日本グランプリのフリー走行1でF1デビュー決定

<<画像参照:https://www.as-web.jp/f1/529726>>

 

やっと発表されましたね。
ホンダのエースドライバーである山本尚貴が今週末開催されるF1日本グランプリ(鈴鹿サーキット)の金曜フリー走行にトロロッソから走ります。

去年、スーパーフォーミュラとスーパーGTのダブルチャンピオンを獲得してスーパーライセンス取得要件を満たしてましたので、時間の問題かと思ってましたがやっと母国グランプリでデビューを果たすことになりました。

もしかして衝撃的なデビューを果たすのかも?

まずは山本選手のコメントを御覧ください。

 

まぁ、嬉しそうな顔ですね。

誰しもが乗れるわけじゃないF1マシンに乗れるわけだからそりゃそうですね。

しかし、ここまで来るのにかなり紆余曲折があったようで、すんなりとレッドブル側が山本尚貴を乗せるつもりではなかったようです。
もしそうなら、インシーズンテストでも乗せてるでしょうからね。

それが、レッドブルドライバーのティクタムとの契約解除、同時期のスーパーフォーミュラでの山本の成績とでレッドブル側も興味を持ってきたらしく、シミュレーターでのドライブなども見てフリー走行出走が決定したそうです。

で、なぜ「衝撃的なデビューを果たすのか?」と言えば、現在のF1ドライバーの誰よりも走り込んでいる鈴鹿で、しかも今週金曜日の天気は雨の予報。
雨だとマシンのパワーより、やはり腕の差が出やすい。

もしももしもですよ、良い方向に転がって結果を出せばトロロッソのマシンで、いきなりトップ10のタイムを出す可能性もあるわけです。

そうなりゃ、世界も山本に大注目ですよ。

来年のレギュラードライバーは難しいか?

現状、来年のトロロッソのドライバーは今と同じラインナップのクビアト&ガスリーで決まりじゃないか?という雰囲気です。
特にクビアトはほぼ来年もトロロッソで走るでしょう。

ガスリーはレッドブル再昇格を狙ってますが、それが叶わなくてもいきなりレッドブルがガスリーをリリースすることも考えにくい。

となると、現状は空きがないとなります。

それに、もしも鈴鹿で周りがびっくりするようなパフォーマンスを披露しても、レギュラードライバーになるにはあまりにも他のコースの経験がない、ピレリタイヤの経験もないとなりますから、非常に難しい。

山本自身は別に鈴鹿でのデビューを「思い出づくり」として出るつもりはさらさらないので、どうにか足がかりにしてほしいですがそのためにはやはり経験値が足りないかと。

かといって、来年F2で1年走るか?となれば、ちょっと想像できない。

想像はできないですが、もしも来年山本がF2参戦ってなったら、結果次第で間違いなくトロロッソに乗ることになるでしょう。

鈴鹿の次はあるのか?

気になるのは、鈴鹿の金曜フリー走行で今年の出走はおしまいなのか?ということ。
鈴鹿以降のレースでもスーパーフォーミュラとスーパーGTのレースとかぶらないところで、再び走ることはあるのでしょうか?

それを満たすには要件が2つあると思います。

一つは山本自身が鈴鹿でキラリと光る走りをすること。
もう一つが、チーム側(トロロッソ)のコンストラクターランキングで、レーシングポイントに3ポイント差に詰め寄られていますし、ひとつ上のルノーとは13ポイント差。

このあたりの争いが熾烈になるのか?それとも差が開いてある程度の結果が見えてくるのかでも変わってくるような気がします。

ここで、ルノーと差が開いたり、レーシングポイントに差をつけたりしてランキングポジションが安泰になってきたら、また山本の出番もあるかもしれません。

鈴鹿以降ではアブダビでもう一度走ってほしいなぁとは思います。

さぁ、わくわくして週末を待ちましょう!!

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