画像:ベストカーWebより
少し前の話になりますが、5月8日にホンダがこの秋の東京モーターショーで新型フィットを披露すると発表しました。
フィットはコンパクトカーではありますが、グローバルカーですので失敗は許されません。
いろいろと話題はありますが、今の時点でかなりのことがわかってきていますので、述べてみましょう。
ハイブリッドはi-MMDに決定!しかも新開発?
以前からハイブリッドに関しては現行のi-DCDではなく、アコード、オデッセイ、ステップワゴン、インサイトなどと同じi-MMDではないかと言われていましたが、こちらもホンダから正式アナウンスがありi-MMDで決定です。
日産ノートのePOWERが大ヒットしていますが、これよりも数段複雑な制御を持つハイブリッドでなぜ日産ほど売れていないかといえば、日産ほどリーズナブルでないのと日産のような宣伝をしていないからだと思われます。
(日産は「新しいカタチの電気自動車」などとハイブリッドなのにさも電気自動車のような宣伝をしていましたから)
しかも、インサイトで1.5Li-MMDを発表しましたが、ホンダは「フィットには新たに小型車向けのシステムを開発した「小型i-MMD」を搭載」と言っています。
これは、インサイトと同じものなのか?それともまた少し違うものなのか?
ちょっと気になりますね。
その他のエンジンは1L3気筒エンジン搭載は決定でダウンサイジングターボです。
筆者として少し気になると言うか、知りたいのは
この1Lダウンサイジングターボが現行の1.3Lに置き換わるのか?
それとも、1.5Lに置き換わるのか?ということです。
1.5Lに置き換わるのならRSのパワーユニットはこれで決定ですが、その場合1.3Lはどうなるの?ということです。
ただ、ターボなので海外メーカーなどでよくあるように同じエンジンでチューニングを変えてグレード展開するという可能性も無きにしもあらず。
ベーシックグレードは燃費を考えたトルクフルで走りやすいエンジン、1.5Lは燃費よりも少しパワフルさに振ったエンジンという感じでしょうか。
これなら、コストダウンにも貢献しそうなので有り得る話かもしれません。
ま、実際出てみないとわからないとこともありますけれど。
スタイルについてはベストカーWebが一番正解に近い?
どんな外観で出てくるのかは、誰しも気になるところ。
海外ではカモフラージュした新型フィットの走行動画も撮られています。
ほんと、カモフラージュ柄ってよく出来てるというか、外観がわかりそうで細かなディティールが全然わかりません。
このカモフラージュ柄から起こしたイラストが自動車情報サイトにも乗っています。
まずは、クリッカー
引用:Clicker.com
フロント部は新型っぽいですが、サイドビューの前後ドアあたりは現行のイメージですね。
というか、現行モデルをベースに細部を新型に変えてみたって感じなのでリアリティはどうなのかな?と思います。
個人的予想では、これじゃないだろうなと思いますが、クリッカーは他のサイトなどよりも早くイメージ画像を出していましたから、もしかしたら情報が少なかったのかもしれません。
それでも、そのスピーディーさには拍手です。
次にベストカーWeb
引用:ベストカーWeb
これはかなりカモフラージュ偽装したクルマに近い。
ほぼ、このまんま出てくると予想します。
もしかしたらHマークのエンブレム周辺のグリルのデザインはもうちょっと野暮ったくないものに変わるのかもしれませんが、新型感はかなり出てますね。
すでに国内でもテスト走行を繰り返してるようだ。
いろいろと調べてみますと、新型フィットは海外ばかりではなく日本国内でもテスト走行をしているようでTwitterでは
芝浦にて。テストカーかなんかか? pic.twitter.com/J6t6GtjaEv
— たかひじΩ (@180sx_touhoku) 2019年4月29日
こんな画像が撮られてました。
国内でも走ってるということはかなり最終段階に来ていると思われます。
秋口になれば、輸送中の完成品車両が撮られたりするんでしょうね。
個人的にはハイブリッドもいいですが、1L3気筒ターボでRSのマニュアル車に期待を抱かずにはいられません。
スズキのスイフトが1.4Lターボですから、そこまでのパフォーマンスはないでしょうけれど、この1Lダウンサイジングターボは欧州ではシビックに搭載しているくらいですから、トルクフルでパワーもあるユニットだと思います。
ホンダはここのところ、クルマの内容に似合わない高価格な値付けの新型車が多く発表されてましたから、かっこよく、使い勝手良く、しかもリーズナブルなそんなフィットであってほしいと思います。