2018年7月のフルモデルチェンジ以降大人気で生産が追いつかいない状態のスズキ ジムニー/シエラですが今年(2019年)から増産されているようです。
東洋経済オンラインの記事によると増産により納期の短縮も見込めそうです。
モデルチェンジ発表直後から鈴木会長はお客様のことも考えていた。
ジムニーもシエラもモデルチェンジ以前は大体ジムニー月販1000台、シエラ月販100台前後で推移していました。
もちろん、月によってばらつきはあるもののだいたいコレくらいって感じですね。
その数字をベースに新型ジムニー/シエラの販売目標台数はジムニー年間15,000台、シエラ1,200台と設定されたんですが、これは発売直後から大量のオーダーを抱え予想を遥かに上回ってしまいました。
そのせいなのか、スズキ自動車の鈴木修会長も納車待ちのお客様のことを考えて指示を出していたようです。
――多くのバックオーダーを抱え、そしてやっと増産体制が整ってきたことについて、鈴木修会長からはどのようなことを言われていますか?
7月5日の発売時点で、鈴木会長からは、お客さまとディーラーの皆さまを「お待たせしてはいけない」という声を聞いております。
出典: toyokeizai.net
自動車メーカーとしてはスズキはそんなに巨大なメーカーではないですが、一企業としてみれば立派な大企業です。
大企業とは言っても、スズキは良くも悪くも鈴木会長の声を重視します。
今回は、その鈴木会長の指示もあって、結構すばやく増産体制が整ったみたいですね。
特にシエラはもともとの目標台数が前モデルの販売台数を元に低めでしたから、現状はその5倍近く売れ「爆発的人気」と言ってもいいくらいです。
そりゃ、スタイルで言えばジムニーよりシエラのほうが縦横比が整っていてカッコイイですからね、当たり前っちゃあ当たり前です。
増産で納期はどれくらい短くなる?即納も可能なのか?
さて、問題は増産体制が整ったところで、現状オーダーしている人は契約時に聞かされている納期より確実に短くなると思いますが、これから契約しようとしている人はどれくらいの納期を考えておけばいいんでしょうか?
今乗っている車から代替えするのに、車検がいつまでなのかを考えて交渉したりしますが、車検が切れるより納期のほうがあとだと交渉以前に諦める人もいるでしょうから大事なことです。
調べたところ納期は
ジムニー
納期:約6ヵ月
ジムニーシエラ
納期:約1年
もちろん、グレードやオプションによって変わってくると思いますが、これでも当初よりはだいぶ縮まりました。
とはいえ、それでも長いですよね。
しかし、2019年1月から湖西工場(静岡県)での生産ラインを増設し、ジムニーとシエラの合計で月産7,000台にまで増産しているので、一時はシエラで3年とも言われていた納期が現状1年位まで短縮され、それ以降もっと短くなると予想されます。
短くなったとはいえ、生産台数より受注が多いため、納車まで1年程度は待てる人以外はなかなか手を出しにくい状況ではあります。
まぁ、キャンセル待ちも一つの手ですがある程度妥協を強いられることは仕方ないですね。
どうしても早く入手したい人は、ディーラーの営業マンと仲良くなって、すぐに情報をもらえるようにしておくとか、中古車を探すってのも手ですね。
中古車って言っても、フルモデルチェンジしてまだ間がないのでほぼ未使用車に近い車が探せると思います。
ザクッとカーセンサーを見てみると、ジムニーで数十台、シエラで数台ですが現行車が見つかりました。
たぶん、すぐに売れちゃうんでしょうね。
欲しい人は善は急げですよ。