日本のホンダやマツダ、日産車などをベースに独自のカスタマイズを加えて販売している光岡自動車からマツダ ロードスターベースの新型車「ロックスター」が発売されました。
もうね、一言でいうと「カッコイイ!」
こんな車に乗って走ってみたいなぁって思う人はたくさんいるんじゃないでしょうか?
デザインモチーフは言わずもがなコルベットC2!完コピじゃないけどカッコイイ
まずはミツオカ ロックスターのプロモーション映像を見てみてください。
惚れ惚れするくらいカッコイイですね。
どこかでみたことのあるようなデザインで、クラシカルな雰囲気が漂います。
どこかでみたことがあるのも当然、ロックスターのモチーフになっているのは、シボレーコルベット C2型
筆者も昔の車はそんなにくわしくありませんが、1963年~1967年のモデルです。
つまりは50年以上前のクルマってわけです。
まだ探せば中古車はあるようですが、このC2を所有するのはやはり庶民には現実的ではありません。
中古車相場は700万円台後半から1400万円台くらいと、中古車と言うよりクラシックカーな価格です。
それに加えて、一番排気量の小さなモデルで5.4L、一番大きなものは7.0Lと自動車税だけでも大きな負担になってしまいます。
そう考えると、ミツオカ ロックスターはコルベット C2の雰囲気を味わいつつ、ホンモノよりも価格を抑え、信頼性と安全性は飛躍的に高レベルという好きな人にとっては文句のつけようのないクルマです。
筆者は、こういうデザインの車が大好きです。
ほんと、見ていて惚れ惚れするくらいかっこいい。
強いて言うなら、今は保安基準などの関係からリトラクタブルライトは不可だろうけど、ダミーでもいいからリトラクタブル風のカットが入っていて欲しかった。
価格は469万8千円から!コルベットC2の価格を知った後だと安く感じる?
ボディカラーは全6色でロサンゼルスブルー、シカゴレッド、ニューヨークブラック、シスコオレンジ、ワシントンホワイト、アリゾナイエローがあります。
ま、簡単に言うと青、赤、黒、オレンジ、白、黄色ですね。
イメージカラーはロサンゼルスブルーのようですが、筆者が選ぶとすれば断然ニューヨークブラックですね。
出典:光岡自動車(https://www.mitsuoka-motor.com/lineup/rock-star/)
価格は2グレードあって、S(6速MT:税込469万8000円)とS Special Package(6速MT:税込498万4200円/6速AT:税込518万4000円)の2グレード3タイプがあります。
ベースがマツダ・ロードスターということを考えても、「約500万!」ってびっくりしそうですが、これだけで驚いてはいけません。
オプションが豊富で例えば、S Special Packageの6速MT(税込498万4200円)にセーフティパッケージ(クルーズコントロール、ドライバー・アテンション・アラート(DAA)、交通標識認識システム(TSR)、マルチインフォメーションディスプレイ[水温/外気温/燃料計など])¥75,600、15インチヴィンテージタイヤ&ホイールセット(専用設計)(タイヤ:BFグッドリッチ 195/60R15 83SRWL) ¥270,000、レザーシート(本革) ¥318,600、インテリアレザーセット(本革)
(インパネレザー&ドアトリムレザー&ステアリング&シフトブーツ・ノブ&パーキングブレーキブーツ・ノブ) ¥486,000など、すべてのオプションではなく、筆者が「これつけたらカッコイイな」と思うものを選んだだけで、オプション代が115万200円もかかっちゃいますから、合計500万どころか600万オーバーです。
諸費用等や他のオプションなどを考えると700万円超えかもしれませんね。
それでも、本家本元のコルベットC2を所有して維持するよりはお安いですし、安全です。
ま、購買層が重なることはないでしょうけれど。
しかし、光岡自動車50周年記念車で限定200台の発売なんです。
いつかは、ミツオカ・ロックスターが欲しいな、と思っても今お金がある人しか買えません。
なぜなら、限定200台の販売で、すでに50台は予約済みですから。
残り150台、いくら高額だと言ってもすぐに売り切れちゃうでしょう。
「今から貯金を・・・」なんて思っていてもダメなんですね。
これはもう、この車を気に入った人は光岡自動車に嘆願書を送らねばなりませんね。
「定番モデルとして売ってくれ~~」って。
他の国産メーカーには真似できない車ですが、できればトヨタやホンダもこんなカッコイイ車を売って欲しいものです。