2019年のトロロッソ・ホンダのドライバーは一人はダニール・クビアトが発表されましたが、残る一つのシートはいまだに発表はありません。
現ドライバーのブレンドン・ハートレーが残留なら残留と発表されるでしょうけど、今シーズンも残り1戦となった今でも残留発表はありません。
大方の予想では、今季F2でランキング2位のアレクサンダー・アルボンでほぼ決まりと言われていますが、それってほんとでしょうか?
情報が錯綜しているので紹介しましょう。
2018 F2では来季マクラーレンをドライブするランド・ノリスより強かった!
今季のF2に参戦していたドライバーで来季F1にステップアップするのは、ランキング1位でF2チャンピオンに輝いたジョージ・ラッセル。
ウィリアムズからデビューしますね。
ランキング3位のランド・ノリスはマクラーレン・ルノーからのデビューが決まっています。
そのランド・ノリスはF2で今シーズン1勝で、ランキング2位に入ったアレクサンダー・アルボンは4勝(ジョージ・ラッセルは6勝)。
どう考えてもノリスより優れたドライバーって気がしてきますよね。
出典:Nckfy [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], from Wikimedia Commons
しかし、ノリスはマクラーレンのジュニアドライバーなのですぐにF1のシートが決まりましたが、アルボンはなかなか決まらず2019年はフォーミュラEの日産e.damsからの参戦とちょっと格落ち感がありました。
フォーミュラEへの参戦が決まったあとに、トロロッソのドライバーとして急浮上。
日産からアルボンの権利を買い取ったとも言われています。
autosportWEBによりますと
2018年のF2で活躍しているアレクサンダー・アルボンは、すでにダニール・クビアトのチームメイトとしてトロロッソ・ホンダと2019年の契約を交わしたようだ。公式発表は今シーズン最終戦のアブダビGPまでのいずれかの日に行われるものと見られている。
交渉が難航した理由はレッドブルが、イギリスとタイの二重国籍を持つ若いアルボンをサポートする決定したことで、1000万ユーロ(約13億円)という大金をニッサンに支払い、フォーミュラEにニッサンから参戦する彼の契約を解消させたためだ。これによりブレンドン・ハートレーのシートを狙う他のドライバーたちは、シート獲得するハードルが上がることになった。
引用:https://www.as-web.jp/f1/431495?all
新人に13億円って凄いですよね。
凄いを通り越して「13億払ってまで欲しいドライバーなの?」って思ってしまいます。
そうかと思えば、この13億払ったという記事と同じ日にフォーミュラEの公式サイトで来年のドライバーラインナップの発表がありました。
なんと、そこにはアレクサンダー・アルボンの名前が・・・。
アルボンが公式にフォーミュラEへの参戦が発表されたということは・・・
フォーミュラEの公式サイトにドライバーラインナップとして名前が載っているとこうとは、やはり新人に13億は高いと思われて日産とトロロッソの交渉が決裂したんでしょうか?
もうトロロッソと契約していたんなら、この時点でアルボンの名前がエントリーリストに載っているのはおかしすぎです。
ここは深読みせずにアルボンは来季フォーミュラEに参戦だと受け取っておきましょう。
そうなると、他のトロロッソのドライバー候補で乗れそうな人となると、現ドライバーのブレンドン・ハートレーと山本尚貴ということになります。
ハートレー残留と予測している人は非常に少ないと思うので、もうどんどん山本尚貴がドライバーに選ばれる道しか見えなくなってきましたよ。
陰ではホンダのプッシュもあるでしょうから、久しぶりの日本人ドライバーがF1で走る姿を見られそうな気がしてきました。