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あおり運転をよくされる人は注意が必要!中にはあおられるのを待つ「あおられ屋」も出現!

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先日、北海道であおり運転をしたことで「暴行容疑」で逮捕されました。
もう、あおり運転は交通違反という枠を飛び出して、刑事罰のある犯罪になってきました。

それを認識せず、すぐに短気を起こしてあおる人は注意が必要です。
そして、あおられる人もあおる人が悪いと言うだけじゃなく、自分自身もあおられないようにしなければなりません。

あおられる人はしょっちゅうあおられる。あおられない人は全然あおられない。なんで?

北海道でのあおり運転の事件を知らない人もいると思うので、記事を貼っておきます。

あおった方の車はランクルであおられた方は軽自動車。
そりゃあ、怖かったと思います。

犯人は「あおっていない、車間が詰まっただけ」と言っていますが、映像を見る限り明らかなあおり運転です。
2車線ある道路で左側を走っている軽自動車に車線を越えて幅寄せしてますしね。

で、ここからが本題。

筆者の思うに、この軽自動車の女性、しょっちゅうあおられてるんだと思います。

「そりゃ、軽自動車だからあおられやすいんだろ」

という、意見もあるでしょうけど、筆者も普段は軽自動車に乗ってますが、全くあおられません。
別に改造したヤンキー車でもないし、めちゃくちゃ速くチューンナップしているわけでもありません。
どノーマルな軽自動車でです。

なぜ、この女性がよくあおられるのかと予想したのかというと、まずドライブレコーダーをきっちり前後装備していること。
それに犯人が横に並んであおってきたあと、車が停止したにもかかわらず、あえて運転手(犯人)の顔が見える位置まで移動してスマホで撮影していること。

よくあおられるから自己防衛のためにドライブレコーダーを付け、「今度あおられたらスマホで顔を撮ってやろう」と思ってないとなかなかとっさに撮影まではできないです。

あおられたのも片側2車線ある道路の右側(追い越し車線)をずっと走っていて(たぶん、きっちり制限速度は守ってたんでしょう)、後ろからさっさと抜いて先に行きたいランクルにあおられたと予想します。

「法定速度も守っているし、一般道の右側は追い越し車線じゃないでしょ、私はなんにも悪くない」

そんな声が聞こえてきそうですが、ごもっともです。法的にはなんにも悪くありません。
厳密に言えば一般道でも片側2車線の右側(内側)は追い越し車線になりますが、高速道のように取り締まりはされません。
(一般道でも追い越し車線が存在するという記事⇒カーライフ駆け込み寺

あおる方が悪いのは大前提ですけど、あおられないようにすることも大事じゃないでしょうか?
自分は何も悪い事してないから自分が何かする必要はないという意見の方に聞きたいのは、横断歩道を青信号で歩いているときに信号無視の車が突っ込んできました。

走って横断歩道から外れたら当たらず逃げ切れますが、そんなときでも「私はルールを守っている、守ってないのは信号無視の車だ。だから私はこのまま歩く」と歩き続けますか?
轢かれて死んだら元も子もないです。

筆者なら絶対逃げます。

あおられたら気分が悪いもの、そんなこと誘発するんじゃなく常日頃から回避することを心がけましょう。

筆者が毎日数十キロ軽自動車で走るのに全くあおられないのは

・交通の流れに乗ることを考えて走る
・時には制限速度よりその道路全体の流れに合わせて走る
・車間距離はきっちり空けてむやみやたらにブレーキを踏まない。
・常にバックミラー、サイドミラーを確認し自分の走っている周囲に注意を払う

と言ったことを意識しています。
逆にあおられやすいのは

・一定速度で走ってはいるが全体の流れより異常に遅い
・車線変更を繰り返す
・周りの状況をみず、ウィンカーも出さずに右左折する。
・自分以外の他の車に急ブレーキを踏ませるような進入、割り込み等を無意識のうちにしている。
・不必要にブレーキをパカパカ踏んでいる。

といったところでしょうか?
たまに見かける「ドアミラーたたんだまま」な車なんて絶対周りを見てないですよね。
それに下り坂だからとブレーキランプパカパカもあまり良い行為とは言えません。
そのためにエンジンブレーキを効かせられるようシフトダウンができたり、EVでもそれに近いモードがあるんですから。

もしも、この記事を読んでいるあなたが「よくあおられる」のであれば、筆者が気をつけているような走り方になっているかチェックしてみましょう。

あおるのは悪い行為、あおられるのは自分自身で防止できるということですが、中にはわざとあおられるように仕向ける輩がいるようです。

ドラレコの台頭で「あおられ屋」が出現

筆者は遭遇したことがないので、伝え聞いた話ですが、「あおり運転」が報道で話題になり始めてから「あおられ屋」という人たちが少なからず出現しているようです。

何をしているのかといえば
まず、高速道などで追い越し車線を法定速度よりちょい低め(90km/hくらいか?)で走ります。

後ろからマナーの良い車が来たら道を譲りますが、速度差が大きく後ろにぴったりついてくる車が来たら挑発するように速度をやや落とします。

もうこれで、後ろを走っている短気なドライバーは車間距離は詰めるわ、右に左に蛇行するわであおり運転の完成です。

たぶんそれをドラレコで録画し動画共有サイトやSNSなどにアップするんでしょう。

今の所私が得た情報では高速道路上でしか出現していないようです。
確かに一般道だとなかなかあおってくれる車が出てこない場合があるでしょうから。

このように、あおられ屋もあおり運転の被害者もあおり運転を誘発する何かを持っているのはほぼ間違いないです。
故意か故意でないかの違いだけで、あおる方からすれば同じです。

もう一度いいますが、一番悪いのはあおる方です。

あおるのは絶対いけませんが、あおる原因(明らかに遅い、追い越し車線をずっと走っている等)に腹を立てるのは少し理解できます。
まぁ、それを抑えるのが大人なんですけれど。

乗車中はあおりはもちろん、「やられたらやり返す」もいけません。
そう肝に銘じて、あおったことのある人はあおらないように、あおられたことのある人はあおられないような運転を心がけましょう。

 

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