国内ビッグカテゴリーのスーパーフォーミュラとスーパーGTのシーズンが終わりました。
どちらもホンダの山本尚貴がチャンピオン獲得で今年はホンダが強い1年でした。
スーパーGTディフェンディングチャンピオンの平川亮はスーパーGTを2位、スーパーフォーミュラを5位のランキングで終えました。
スーパーライセンスポイント40点に1点届かない累計39点
平川亮もトロロッソに乗れるかもしれないという記事を書きましたが・・・
そのためにはスーパーライセンスを取得しなくちゃなりません。
過去3年間の累計で残念なことに39ポイントでした。
ほんとに残念。
直接対決で惜敗……1号車KeePer TOM'S LC500の平川亮「言葉では言い表せないほど悔しい」|スーパーGT最終戦もてぎhttps://t.co/TVc7Xzydjp#SuperGT #SGT2018 #もてぎGT250km #MotegiGrandFinal #LC500
— Motorsport JP (@MotorsportJP) 2018年11月11日
ただ、山本尚貴がダブルタイトルを獲ってスーパーライセンスポイントを満たしちゃったので、もしも平川が40ポイント到達していてもF1に乗るのは難しかったかもしれません。
他にも無理だろうなという理由はいくつかあります。
海外のフォーミュラ経験がないとか、トヨタのドライバーだとか。
でもね、そんなことより小林可夢偉以降「コイツだ!」と言えるようなF1で戦えそうなドライバーが全然いなかったのに、今年は山本尚貴と平川亮というホンダ、トヨタのエースドライバーが実績も伴って上昇してきたわけです。
こんな喜ばしいことはありません。
もちろん、パートナーのニック・キャシディもスーパーライセンスポイントは余裕で満たしてますが、ニックがF1に上がっても山本や平川ほど熱のこもった応援はできません。
日本でタイトル獲ったドライバーだからという理由だけでは弱いです。
その証拠にザウバーのマーカス・エリクソンが日本で人気があるのか?といえば、無いとはいいませんが日本で走ってたからという理由だけで特別視はしてないはず。
だから、筆者は(いや、筆者だけではないはず)日本人ドライバーがF1の場で戦う姿を見たいのです。
F1で勝てる日本人ドライバーがいりゃあそりゃそのほうがいいですよ。
しかしその前にF1に参戦してくれないと勝つこともできません。
平川はまだ若い。来年こそはポイント貯めてレッドブルの後押しでF1に上がってきてくれ!
もしももしもですよ、山本尚貴がF1に昇格しても年齢などから考えると長くその場にいるとは考えにくい。
しかし平川は1994年生まれ、この記事を書いてる時点では24歳なわけです。
F1の世界でも十分若い。
日本人の理想を言えば、山本尚貴がトロロッソでドライブし、平川亮にバトンタッチをする。
そんな姿を見たいじゃないですか。
ル・マン24時間で日本人ドライバーが優勝し、インディ500でも日本人ドライバーが優勝した。
残るはF1。
そのためには毎年誰か日本人が参戦していることが非常に大事。
すぐに勝てるドライバーにならなくても、数年で別のドライバーにチェンジしても、時間をかけて少しずつパフォーマンスが高いドライバーがシートに座ってくれてたらいつか勝つ日がやってきます。

山本尚貴、平川亮の次に続く若手ドライバーにも期待せずにはいられない
ホンダがメーカーの壁を超えてトヨタのドライバーにもチャンスを与えるとしたら、次世代のドライバーには期待できそうな奴らがいっぱいいます。
坪井翔、宮田莉朋、坂口晴南、笹原右京
それに現在ヨーロッパで戦っている牧野任祐や福住仁嶺。
松下信治だってまだまだ諦めちゃーいません。
そう考えると、未来が楽しくなっちゃいますね。
あ~、とりあえず早く来年の開幕戦が見たい!