カー雑誌の大御所「ベストカー」によると、2019年登場のホンダ フィットのスタイルが判明したらしいです。
スタイルだけでなく、搭載エンジンまでも。
コンパクトカーなのに上級車を凌駕する室内空間で、5人以下の家族構成ならフィットがあればミニバンなど不要と言えるくらい広々として使い勝手も良い車ですが、現行型はフルモデルチェンジ後に何度もトランスミッションのリコールを行いイメージダウンをしたままいままで引きずっているような感じです。
来年フルモデルチェンジをするフィットはこのクラスだけでなく上のクラスのユーザーまで取り込んでしまうような出来なのでしょうか?
次期フィットのデザインは鋭いツリ目を止めてややファニーに。女性ウケを狙ったか?
実は海外では次期フィットのカモフラージュした姿がスクープされています。
出典:Clicccar.com(https://clicccar.com/2018/10/16/640205/)
カモフラージュされているので細かいディティールはわかんないですけど、コンパクトカーとしてはしっかり広く、それでいてスタイリッシュな感じはしますよね。
現行型は前から見る分にはいいけど、サイドから見るとボテッとした感じがあるのであまりかっこよくはないですから。
ベストカーも多分このカモフラージュ車の情報を得ていて、そこから予想CGを作ったんだと思います。
それが、コレ↓
出典:ベストカーWeb(https://bestcarweb.jp/news/newcar/49793)
サイドはイイ!
うん、確かにサイドビューは現行型よりボテッと感が減っていいです。
フロントマスクは・・・・・
筆者の個人的感想では現行型のほうがまだマシ(笑)
ちょっとこの予想CGだと、CGなので質感がないせいもありますが、なんかヘン。
ただね、ベストカーの予想CGって以前からハズすことが多かったように記憶してますから、こうならないことを祈りましょう!
マガジンXのスクープCGのフロントマスクはかなりかっこよかったので、そちらに期待ですね。
次期フィットはハイブリッド&1Lターボ搭載!ごく普通のNAエンジン搭載は?
そして気になるのは搭載されるパワーユニットですが、ハイブリッドについては現行の1モーター式(i-DCD)から2モーター式(i-MMD)になります。
「2モーター?」「i-MMD?」なにそれ?
と思っている人にわかりやすく言うと、日産ノートe-パワーのようなシステムってことです。
「じゃあ、日産のマネなのね」と思わないように。
i-MMDのシステムはノートより先にアコードに搭載されて発売されています。
しかも、ノートは全速度域でエンジンで発電した電気を使って走行しますが(これを俗にシリーズハイブリッドと言って決して電気自動車ではありません)、i-MMDのシステムは高速道路などでの一定速度での走行時には発電した電気を使うより効率の良いエンジンからダイレクトに駆動させるシステムになっています。
ノートは意外と高速燃費が良くないという話を聞きますが、i-MMDは高速燃費もイイってことです。
燃費もJC08モードで40km/l超えを目指すようです。
実燃費が気になりますね。
そして、もう一つが欧州で発売しているシビックにも搭載している3気筒1LVTECターボエンジン。
国内向けのシビックには1.5Lターボですが、海外では1Lターボモデルもあるんですね。
そのシビックのスペックは最大出力129ps/5500rpmを発生。最大トルクは6速MTが20.4kgm/2250rpm、CVTが18.4 kgm/1700-4500rpmです。
このエンジン、現行RSの代わりとなるのか?それともベーシックなグレードから搭載されるのか?はまだはっきりわかりません。
パワー&トルクからすればRS後継と思って間違いなさそうです。
トルクは1.8~2.0LのNAエンジン並みですからね。
そうなるとベーシックエンジンは現行と同じままなのか?という疑問が出てきますね。
同じままならベーシックグレードはいまより安くして欲しいものですが、個人的な希望を言えばベーシックエンジンには「なんちゃってハイブリッド」と言われたIMAを搭載してほしいですね。
そうすれば他社のベーシックエンジンより燃費もいいし、フルハイブリッドよりコストは上がらないでしょうから。
ただ残念なことに次期フィット、2019年って言っても秋登場のようなのでまだ1年ほど先の話です。
2019年からF1ではレッドブルにエンジン供給するホンダですから、次期フィットは今以上にスポーティさを増して登場して欲しいと思います。