日本で一番人気のモータースポーツはスーパーフォーミュラではなく、スーパーGT。
筆者は以前はハコ車のレースはあまり好きじゃなかったのですが、昨今のトヨタ、日産、ホンダの三つ巴の戦いが非常に面白く楽しませてもらってます。
さて、チーム国光のレイブリック NSX-GTがランキングトップで迎えた第7戦のオートポリス。
このままぶっちぎっちゃうのかと思いきや、チョー面白い展開になってきましたな。
予選がNSX独占だったのにレース結果はレクサスが1,2,3フィニッシュ
ホンダのNSXもレクサスLCもニッサンGT-Rもどれもこれも一般人には手の出ない市販車ですが、それでも好きなメーカー、好きなドライバーが乗っていたら応援したくなっちゃいます。
筆者は今季はレイブリック NSXの山本尚貴・ジェンソン・バトン組を応援してます。
っていうのは、去年一昨年はレクサス、その前は、ニッサンがチャンピンに輝いてますが、ホンダはチャンピオンに10年以上遠ざかってます。
そろそろ獲ってほしいですよね。
しかしやっぱり去年のチャンピオンチーム、Keeperトムスは強かった。
予選は5位でレイブリックより後ろだったのにレースが終わってみればトップフィニッシュ。
レースの内容は文章よりダイジェストで↓
レイブリックが5位だったこともあり、ポイントランキングでレイブリックNSX-GTとKeeperトムス LC500が同ポイントで最終戦のもてぎを迎えます。
泣いても笑っても、これでチャンピオンが決まるってことです。
最終戦は前でフィニッシュしたほうがチャンピオン(ほぼ)
オートポリスでのウェイトハンデはレイブリックが61kg、Keeperトムスが47kgだったので、レイブリックには少々キツいレースだったんですが、最終戦のもてぎは前車ウェイトハンデなし!
ウェイトハンデがあっても予選ではNSX優勢なのにハンデがなくなっちゃったらもしかしたら最終戦はNSXの独壇場?
そうは言っても、ハンデだけ戦うわけじゃないし、アクシデントやトラブルもないわけじゃないのでレースが荒れればどんな結果になるか予想も付きません。

わかりやすく言えば、同ポイントの2チームは順位はともかく、とにかく相手より前でゴールすることを狙ってくるでしょう。
前でゴールしたほうがチャンピオンです(正確には両車下位でフィニッシュしたらまた別の要素が入ってきますが)
無理してトップを狙わず堅実なレースをするのか?それともアグレッシブにトップを狙っていくのか?
今から楽しみですね~~。
予想するのも非常に難しい。
両車とも今年レースで勝ってますし、Keeperトムスはディフェンディングチャンピオン。つまり勝ち方、守り方を知っているしドライバー二人は去年から変更なし。
安定の強さってことですね。
方や、レイブリックは元F1チャンピオンのジェンソン・バトンを擁しているとはいえ、バトンはスーパーGT参戦初年度。
強さと脆さを持っていると言っても過言じゃないくらい。
どっちが前でゴールするんでしょう?
大胆予想!最終戦もてぎはレイブリック NSX-GTの山本・バトン組がチャンピオンに!
筆者の予想じゃアクシデントがない限りレイブリックがチャンピオンを獲ると予想します。
そうでないと、以前の記事で書いた「2019年、F1に日本人ドライバーの山本尚貴が参戦!?」の内容の通り、山本尚貴がF1に挑戦するためのスーパーライセンスポイントが足りなくなってしまうからです。
それにKeeperトムスは去年チャンピオン獲ってますから、今年はご遠慮いただいきたいなと(笑)
ジェンソン・バトンの参戦初年度でのチャンピオンってことになったら、話題性も十分ですしね。

と、個人的希望観測ばかりですが、ここまできたらどちらが有利とか不利とか関係ないと言うか気にしてられない展開でしょう。
若手二人のKeeperトムスとベテラン二人のレイブリック NSX。
ギリギリの中での戦いはやはりベテランに一日の長があるんじゃないかなって。
最終戦は11月11日。
スーパーGTの神様はどちらのチームに微笑むんでしょう?